骨盤整体 【仙腸関節矯正とは?】
当院の行う基本の整体です。正式名称はJRC(関節可動回復矯正法)と云い、JRC=Joint mobility Restore Correction の頭文字をとってJRC(ジェーアールシー)と言います。関節の可動(動き)を回復させる矯正という意味です。この名の通り基本的に位置的な矯正を考えるのではなく、あくまで個々の関節とその関節と連動して動く関節の本来の可動、特に関節包内の動きを回復させることに主眼を置いた矯正法です。
他の矯正法との違い
1. 他の矯正法と比較してかなり弱い力で矯正する
2. 矯正時の可動範囲が小さい
3. 仙腸関節の場合、呼吸時の可動を利用して矯正する
4. 関節に対して面圧のかかる力をかけて可動させる
5. 位置の矯正ではなく可動の回復を目的としている
腰や膝・肩・首などの関節に関わるほとんどの痛みをこのJRC治療で治すことが出来ます。とても優しい治療で「ただ触っているだけ」「軽く関節を動かしているだけ」と感じるため痛みの心配はありません。しかし効果は絶大で、あっという間に実感できます。
なぜ、こんなに優しい治療法なのに絶大な効果が?
今までの治療法の問題点を近代医学の理論を通して新たな発想から試行錯誤のうえ開発した矯正法であり、臨床研究を重ね、その効果が充分確認されております。特に関節が可動するときに関節の中で動く小さな動きである『関節包内運動』を改善させてあげることでとても大きな効果があがることが分かっております。この包内運動は、関節内の骨の動きなので多くの腰痛の原因と言われている仙腸関節と言う骨盤の関節などでは、ほんの1~2mm程度のものなのです。ですから動かすというより、触っているだけのように感じるのです。
たとえて言うなら、機械がさびついているときに全体のさびを考えるのではなく、動きを悪くしている原因のつなぎ目のさびをまず取って、動きを良くしてあげることに集中します。その原因のつなぎ目(関節)の動きをよくしてあげると、動きの悪かった体中の関節がつぎつぎと動き出し、自ら流れを良くしていくのです。
つまり、人間自身にある治癒力を再始動させます。ですからJRC矯正法で治しているのはつなぎ目のわずかな動きだけですが、からだ全体の流れや治癒力を高める手助けをしてくれるのです。そして、優しく安全な矯正法であると同時に効果も絶大なのです。
正面から見た左右の仙腸関節の場所
骨盤整体の効果を高めるために!
・矯正は1週間に1度を目安に行います。 1週間に1度以上行うと動かし過ぎて良くない場合があるからです。
・矯正の効果を期待するには週1度か2週間に1度の矯正が最低必要です。
・矯正は最低でも5~8回は必要です。長期型の場合は、数ヶ月必要な場合もあります。
・矯正は優しく動かすのが基本ですのでゴキゴキと音をたてるような矯正では無くむしろ動いたのかどうか本人にはよく解らない程度のものです。
・腰に限らず首や肩、膝の痛みにも効果があります。その場合、肩や膝が痛くても骨盤の矯正が必要な場合があります。
・効き目には個人差があります。ほとんどはその場で効果が表れますが数日後効果が出る場合もあります。
・矯正されても瞬時に炎症がとれたり、損傷部分が治ってしまうわけではありません。
・痛みが強い内は、お風呂、アルコール、マッサージは基本的に良くありません。