2022/11/04 (更新日:2022/11/04)

【腰痛になったら温める?冷やす?どっちが正解 後編】

腰痛改善

次は、気がついたら痛くなっていたという腰痛の場合。

特に覚えがないんだけれども、気がついたら痛いということもよくありますね。
じっとしていたら意外と大丈夫でも、動かし始めや立ち上がるときにイタタタタ・・・となって腰が伸びない、動いているうちに何となくラクになってくる・・・というようなパターンも結構な頻度で見られます。
こういう痛みの時は「冷やす?」「温める?」

答えは「温める」です。

動き始めが痛いという場合は、腰の血行がよくないために腰の筋肉周囲が硬くなっていて、その状態で筋膜が引き伸ばされるために「イタタタ」となることが多いです。
動き続けていると血行が回復してくるので、筋組織がほぐれてきて痛みが軽減する、という感じになります。
いわゆる慢性腰痛の方がこのようになったりしますが、温める方が血行が促進されるので、積極的に患部を温めた方がよいですね。

それでですね、以下のパターンもしばしば見られるので注意が必要なのですが。

「慢性腰痛の人がぎっくり腰になって、いつもの経験から温めた結果よけいに痛みが酷くなった!」というパターン。

「いつも腰が痛くなったらお風呂でゆっくり温めたらラクになるので、いつもよりゆっくりお風呂に入ったら痛みがよけいに酷くなって寝られなくなった」など、覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?ギクッときたら冷やすということを知っておけば、「これはいつものとは違うから、冷やさないと!」となって大丈夫ですね。自分の身体を知っているばかりに逆をしてしまうということもあるので、ご注意下さいね。

まとめ:「ギクッときたらとにかく冷やす!」「動いているとラクになってくる腰痛は温める!」

 それでも治らない腰痛は・・・

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